テイクオフ・ロール




 エアロバティック・ショーなどでよく見かけるのが、テイクオフ直後に一回転して飛び去るという飛行であるが、実際には安全のため高度が高い。そこで、フライトシムでしか出来ない、地面すれすれの超危険でスリリングなテイクオフロールをかましてやろうというのが今回のテーマである。高度が高ければ、誰でも出来るのである!!

以下の二枚の写真が、Warren大尉がSu27Pエアロバティック仕様機でテイクオフロールをかましている写真である。このように、スモークが渦を巻いており、「F3」キーなどで見ると非常に美しい。

テイクオフロール写真1(9キロバイト)
回りながらスティックを突き入れ・・・・

テイクオフロール写真2(8キロバイト)
スティックを戻し、回り終える。


 このように低高度でクイックにロールを決めるコツは、一つしかない。それは、機体が背面になる直前から、水平になる直前まで、スティックを前方に突き入れることである。水平状態では機首を下げる操作だが、背面の間は機首を上げる(地面に突き刺さらないようにする)ための操作になるのだ。

 普通の姿勢で離陸速度に達している機体は、このような操作をせずとも緩やかに上昇するはずである。しかし、飛行機というものは空気の力によって機体を上へ上へと浮かせようとする形に出来ているため、背面になったときは逆効果が発生、機体を下へ下へと沈ませようとしてしまうからだ。この操作を、エアロバティック・パイロットは『突っ込み操作』と呼ぶそうだ。これをマスターすれば、超低高度テイクオフロールなど屁でもない!?

それではSu27を起動して、レッツトライ!



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