Fly To The Sky (Demo) 徹底解説



CPUパワー必要度 不明

グラフィック華麗度 ★★★☆☆☆
フライトモデル お遊び



 PowerVR専用フライトシム「Fly To The Sky」のデモ版を入手したため、早速評価してみた。ゲーム実行速度は、MMX Pentium225Mhzで十分過ぎる速度であり、詳しく測っていないためなんとも言えないが、恐らくPentium133〜166でも快適だろう。しかし………このソフトは、フライトシムと呼ぶには痴がましい………。

 バンク/ピッチ角度は自動的に30度前後に制限され、ランディングギアは高度制御で自動的に出し入れされる。エンジン音もチャチく、地表すれすれを飛んだときの振動も無い。グラフィックは、これが3Dカード専用かと言うほどのレベルで、MicrosoftFlightSimulator Version5(FS5)と同等程度だ。飛行機のモデリングに関しては、FS5にすら劣る。戦闘を扱ったゲームであれば「シューティングである」との言い訳も効くかもしれないが、民間機を扱ったこのゲームは、既にシミュレーションでもなくシューティングでも無い、中途半端なゲームに成り下がってしまったと言わざるをえない。ゲームセンターに置かれている「トップランディング2」のような飛行感覚を持ったパソコンゲーム………これがせめてもの評価だろう。

 既存のフライトシムがあまりにも難しくてとてもプレーできないと言う諸君なら買いかもしれないが、フライトシムを既に楽しんでいる諸君であれば、このソフトを購入してしまったが最後、数千円をなげうった自分を後悔する事になるかもしれない。

(まだこのゲームは発売されていない)



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