インターネットで"快適な"通信対戦(IPX)




 インターネットで通信対戦 で紹介した方法は、確かに手軽でお金もかからない。しかし、実際にやってみた方なら分かるだろうが、ISDNで回線状態が良くないと、対戦中数秒に一度画面がフリーズし、技と技をぶつけ合う戦いなど程遠いものとなってしまう。そこで、少々お金はかかるがKaliのレジスト(購入)によって、より快適な通信対戦を行う方法を紹介する。




 具体的には、IPX方式と呼ばれる転送方式(インターネットで通信対戦で紹介していたのはTCP/IP方式)を使用するのだが、KaliにSu27を登録する作業をしなくてはならない。Kaliを起動して、ウィンドウ下部にゲームアイコンが並ぶ。図1でマウスカーソルがある部分を右クリックすると、図2のようなメニューが出てくる。   図1



  図2 ここではGame3にSu27を登録しているが、好きなところで良いので登録を開始する。「Program」「Directory」以外の項目は、図2のようにしておけば良く、下手に触らない方が良い。逆に、「Program」「Directory」の項目に関しては、自分がSu27をインストールしているDirectoryをきちんと設定して欲しい。ドライブDのD:\Su-27_Flankerにゲームをインストールしている方ならこのままで問題はないのだが、そんな人はいないだろう。


設定が終わると、図1のようにSu27のアイコンが下部に現れる。TCP方式との違いは、スタートメニューやデスクトップのショートカットからゲームを起動するのではなくて、Kaliのアイコンをクリックする事によってゲームを起動する。試しに、Kaliサーバーに繋いでこのアイコンをクリックしてみよう。うまくSu27が起動していれば成功だ。Kaliは終了させずにバックでChatをCloseした状態で待機させておくのだ。ChatをCloseするとは、Kaliのチャットウィンドウに『ClosingChat』の文字が出ていればいい。Su27を起動後、ALT+TABでKaliのウィンドウに戻り、『ClosingChat』の文字が出ている事を確認するのもいいだろう。

 最後に、箇条書き形式で具体的な対戦操作説明をしよう。順を追って操作すれば、諸君も簡単に"快適な"インターネット通信対戦を満喫できる環境になるはずだ。インターネット対戦において自分が受け入れる立場(Master)になるか、自分が受け入れてもらう方の立場になるか(Slave)で2通りの方法がある。両方を解説しよう。

自分がMasterの場合



  1. 対戦専用のMissionファイルをKALIのファイル転送機能を使って相手に渡す。
  2. Kaliで「私がMasterをやります」と相手に宣言し、了承を得る。
  3. IPXのチャンネル番号0〜9の中から、使用するものを選んで宣言する。
  4. Su27を起動、先ほど相手に渡したMissionファイルと同じ物をロードする。
  5. CTRL+Lを押して通信対戦メニューを出す。
  6. 一番上に自分の名前を入れる。
  7. その下のラジオボタンは、「Master」を選択。
  8. 次のラジオボタンは「IPX」を選択。
  9. プルダウンメニューから、先ほど宣言したチャンネルナンバーを選ぶ。
  10. 「RUN」をクリックする。
  11. Su27のロゴが出た状態で1〜2分ほど待つ。
  12. 相手の接続が完了すれば、ロゴ画面からフライト画面へ。戦闘が開始される

自分がSlaveの場合

  1. 対戦専用のMissionファイルをKALIのファイル転送機能を使って相手に貰う。
  2. Kaliで「Masterをお願いします」と相手に宣言し、了承を得る。
  3. Kaliで「チャンネルナンバーを教えてください」と言い、チャンネルナンバーをメモする。
  4. Su27を起動、先ほど相手にもらったMissionファイルと同じ物をロードする。
  5. CTRL+Lを押して通信対戦メニューを出す。
  6. 一番上に自分の名前を入れる。
  7. その下のラジオボタンは、「Slave」を選択。
  8. 次のラジオボタンは「IPX」を選択。
  9. プルダウンメニューから、相手に教えてもらったチャンネルナンバーを選ぶ
  10. 「RUN」をクリックする。
  11. Su27のロゴが出た状態で1〜2分ほど待つ。
  12. Masterとの接続が完了すれば、ロゴ画面からフライト画面へ。戦闘が開始される


戦いの空へ、いざ征かん!



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