Su27 Ver.2

BVR Missile manual
(目視距離外対空ミサイル取り扱い説明書)

This contents produced by PC-TOPGUN
supported for SSI "SU27 Version2". 

 

 

 

 フランカーシリーズは、多くの西側諸国のシミュレーターと、アビオニクスの操作方法が大きく異なる。そこで、このManualを制作することとなったわけだ。西側機しか操縦したことがない諸君でも、簡単に中距離ミサイルの発射が可能となる。それでは早速、スタートしよう。

 MFDをBVRに切り替え 

まずは、を押してMFD(Multi Function Display)を目視距離外モードДВБに設定する。HUD左下にДВБと表示されるはずだ。


図0 ДВБモードON状態 

 レーダーに火を入れる 

ДВБモードになったら、(アイ)を押してレーダーに火を入れる。HUD左にИの表示が出て、レーダーの火が入ったことを示す。


図1 レーダーON直後

 敵機をサーチする 

レーダーONの後、キーボードの「」「」キーでMFDのズームアップ/ダウンを行う。だが、ここではMFDには何も表示されない。だが、敵機が正面にいれば、ズームダウンしてゆくと、HUDにブリンプ(ゆっくり点滅する小さな四角いマーク)が現れるはずだ。(図2)

 


(図2) MFDレンジとHUDレンジとの関係

さて、ここで今現在の敵機群(図ではブリンプが3つだから敵機は3機)との距離の説明をしよう。MFD右下に小さく64と書かれているのが見えるだろうか、これが前述の「」「」キーで設定するレンジだ。64とは、MFD中央の自機からMFD上端までの距離を示す。次に、HUDを見てほしい。HUDの中央部にブリンプが固まっているが、これは敵機との距離が縮まるにつれ、HUD下部へと移動してくる。

そう、普段MFDに目を降ろし辛いパイロットのために、HUDでMFD表示を肩代わりしているのである。もうお分かりだろう、HUD下部から上部までの距離が、ここでは64kmということが。となると、現時点での敵機群との距離は、約35kmということがわかってくるだろう。「」「」キーでレンジを変更すると、HUD上の表示もそれに応じて変化するので、試してみてほしい。

※厳密には、HUD左のバーの頭についている数字が、HUD上下間の距離になる。

 敵機との詳細な位置関係をGETする 

さて、前述の方法では、敵機との大まかな位置関係はわかったが、厳密な距離や向き、動き方などは掴めなかった。フランカー搭載のZhukレーダー及びMiechレーダーは、最高24個の目標を先程のブリンプとして捕らえることができ、更にその中の8つに対して、精密な距離や向き、速度といった情報を得ることができる。

詳細情報を得るためには、СНПモードに切り替える。西側用語でTWSと言われているこの機能は、8個のレーダー反射を追尾しながら、同時に他の16個のレーダー反射を走査し、それらの射程、方位角、高低角データを表示することが可能なモードだ。

切り替え操作は非常にカンタン、ДВБモードの状態から、もう一度KEYを押すだけだ。そうすると、最寄りの8目標の詳細情報が得られる。だが、手前に護衛戦闘機がうじゃうじゃいてその後方に位置する爆撃機やAWACSを攻撃したい……といったシチュエーションの場合、この機能では役不足だ。

そんな時は、「; , . / 」の、各々のキーを使って、HUD内部の□マーク(目標指示BOX)を移動させ、詳細情報を得たいブリンプに重ねてTABキーを押す。

詳細情報を得るために追尾開始された目標のブリンプは、先程の四角形から一転して三角形に変わる。(図3参照)


(図3)СНПモード

左右二つのブリンプが、▼マークにかわっているのがわかるだろう。更に、ここで追尾指定された敵機だけが、MFD上に向きなどの情報とともに表示されているのがわかる。ここで、どいつが一番危険が、どいつから倒すべきか、と言ったことを瞬時に考え、次へ進む。

 ロックオン&ファイア! 

目標が定まったら、「; , . / 」の各キーを使って、HUD内部の□マーク(目標指示BOX)を移動させ、ロックオンしたい敵機を示す▼マークに重ね、TABキーを押してやる。反応が鈍い時は押し続けてやるとよい。

 


(図4)ロックオン直前


(図5)図4の状態でTABを押してロックしたところ

上の図を見ると一目瞭然だ。ロック後はHUD左のバーに敵機との詳細な距離が、自分の速度の上に敵機の速度が、左のバーの下には敵機の進行方向を示す矢印が、そして自分の高度の上には敵機の高度までが表示されえる。例え手持ちのミサイルが無くとも、こうやってロックすることで、相手の居場所や動きを目で見ずして正確に把握することが可能となるのだ。

ミサイルを持っていて、射程内であれば図5のように中央下部にПРと表示される。この状態でミサイルを撃てば、レーダーにきちんと誘導されて目標に命中とあいなるわけである。

 

 

遠距離戦のノウハウはこれで完璧!

 

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