離着陸、これが出来ずに何をする?



　SabreAceでは、幾つかの機体が使える。訓練機種を含めると7機種もの機体が使えるわけだが、諸君はその全ての機体を離陸させ、また着陸させることができるだろうか?　これができなければ、厳しい戦闘を戦いぬくことは不可能だ。以下に、レシプロ機の場合と、ジェット機の場合を説明するが、根本的な差異は速度と着陸時の角度だけである。

レシプロ（プロペラ）機の離着陸



(1) スロットルレバーを小刻み動かし、エンジン回転計が正常に回転する事を確かめる。ここで雰囲気を重視するなら、『C』キーを押してキャノピーを開き、エンジン音を聞くというのもいいかもしれない。
(2) 『F』キーを押して、フラップを一段下げる。
(3) エンジンの正常動作を確認したら、スロットルレバーを最大出力まで叩き込み、『B』キーを押して車輪ブレーキを解除する。
(4) 機体は、そのまま滑走路を走りはじめるはずだ。速度計が120辺りを差したら、ゆっくりとスティックを引き、上昇角度15度未満の緩やかな上昇に入ろう。ここで激しくスティックを操作したり、急激な上昇を行うと、墜落の恐れが有る。
(5) 安定した上昇に入った事を確認したらすぐに、『SHIFT+G』キーを押して離着陸装置を引き込む。離着陸装置を引き込む事によって機体外部の空気抵抗が低下し、加速度が一段と向上するはずだ。

(1) 着陸のコツは、まず滑走路の延長軸線上にきっちりとアプローチすることだ。どんなに綺麗な減速、降下を行っても、滑走路にきちんとアプローチしていなければ着陸することは不可能だ。よって、まず最初は滑走路に綺麗にアプローチする事から始めよう。数値パッドの『1』『2』『3』『4』『6』『7』『8』等のキーを使って滑走路の位置を確認しつつ、綺麗なアプローチをしよう。
(2) 滑走路に軸線を合わせる事が出来来たとして次のステップに進む事とする。 まずは滑走路と十分な距離を置いて、スロットルレバーを20%前後まで下げる。
(3) 次に、『F』キーを2回押してフラップを2段下げる。
(4) 次に、『G』キーを押して降着装置を出す。
(5) この状態でスロットルレバーをいろいろと操作し、速度を100kt強まで減速し、しかし100kt以下にならないように保持する。
(6) 100kt前後の速度でゆっくりと降下を始め、滑走路端が機体の下に流れる直前にスロットルレバーを0%に落とし、100kt以下の速度で　"なるべく機体を水平またはほんの少し前のめり"　にして接地する。余談だが、100kt弱の速度であれば、機体を水平にしていてもゆっくりと降下しているので、この状態で降りれば、前後3つの車輪が同時に接地する、美しい『三点着陸』が可能になる。レシプロ機の場合三点着陸がベストの着地であるので、ぜひ練習してこれを成功させて欲しい。
(7) 接地後は、『B』キーを押して車輪ブレーキをかけ、機体を減速させる。速度計が0を示せば、着陸完了だ!!


　着陸を練習する時、最も美しい着陸を最初からやろうとすると、いつまでたっても上達しない。最初は、滑走路に綺麗に軸線をあわせて、滑走路上をまっすぐに飛び去る訓練。次は、滑走路の何処に降りてもいいから、とにかくクラッシュさせずに『接地』する練習。そして最後の最後に、滑走路の端に近い場所に降りる練習だ。ステップ・バイ・ステップ練習が大切だ。

ジェット機の離着陸



(1) 着陸のコツは、まず滑走路の延長軸線上にきっちりとアプローチすることだ。どんなに綺麗な減速、降下を行っても、滑走路にきちんとアプローチしていなければ着陸することは不可能だ。よって、まず最初は滑走路に綺麗にアプローチする事から始めよう。数値パッドの『1』『2』『3』『4』『6』『7』『8』等のキーを使って滑走路の位置を確認しつつ、綺麗なアプローチをしよう。
(2) 滑走路に軸線を合わせる事が出来来たとして次のステップに進む事とする。 まずは滑走路と十分な距離を置いて、スロットルレバーを10%前後まで下げる。
(3) 次に、『F』キーを2回押してフラップを2段下げる。
(4) 次に、『G』キーを押して降着装置を出す。
(5) この状態でスロットルレバー、並びに空気抵抗式速度減速装置（エアブレーキ）をいろいろと操作し、速度を100kt強まで減速し、しかし200kt以下にならないように保持する。エアブレーキはコクピット画面左上にランプが付いており、『B』キーを押す事でＯＮ/OFFが切り替わる。ランプが点灯の状態ではスピードブレーキが効いており、消灯している状態では効いていない状態となる。
(6) 200kt前後の速度でゆっくりと降下を始め、滑走路端が機体の下に流れる直前にスロットルレバーを0%に落とし、200〜150ktの速度で　"機首を引き揚げ少し後ろに傾いた状態"　にして接地する。余談だが、200kt弱の速度であれば、機首を少し上げた状態にしていてもゆっくりと降下している。この状態で着陸すれば後ろの2つの車輪が先に接地することになるが、後部車輪の強化されているジェット戦鬪機ではこの着陸方法がいちばん美しい。普通に着陸できるようになってきたら、この方法で降りられるように練習して欲しい。
(7) 接地後は、『B』キーを押して車輪ブレーキをかけ、機体を減速させる。速度計が0を示せば、着陸完了だ!!

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