通信対戦の前に 



 Sabre Ace の通信対戦は、シリアル直結、モデム直結、Internet TCP/IP、IPXと多種多様に(DirectPlayによって)対応している。

 モデム直結とは、2人のプレイヤーで相手の家に片方が電話を書けて対戦するという、コストを無視した捨て身の戦術であり、遠距離の人と対戦するなど夢のまた夢、もちろん2人でしかプレイできない。

 シリアル直結とは、2台のパソコンをRS232Cクロスケーブルと呼ばれるケーブルで繋いで対戦する方法で、家の中以外では対戦は不可能であるし、モデム直結と同じく2人でしか対戦できない。

 IPX方式とは、LAN(ローカルエリアネットワーク)等を使用して対戦するもので、多人数対戦もOK、速度も早いといいことずくめだ。しかしながら、LANケーブルが日本中を這いまわっているわけではないので、やはりその場に居るひとしかプレイできないと言う欠点が有る。

 TCP/IPとはインターネットを使用して対戦するもので、定額プロバイダー+テレホーダイを使用していれば、何時間対戦しようとかかるお金は時間に比例した電気代+定額だけだ。また、沖縄県と北海道出の対戦など、日常茶飯事、外国語の知識が有れば世界中の人達と対戦することができる。すなわち、この方式が最もDeepな対戦に適しているといえる………はずなのだが、この方式は遅い!! 対戦相手の飛行機が、まるでUFOのように飛び飛びに動き、とても照準して撃ち落とすなどは不可能なのだ。インターネットのデータ転送方式は確かにTCP/IPであるが、TCP/IPはゲームの対戦には向かない……。「そんなこと言うたかって、でけへんもんはしゃないがな! IPXっつーたら、LANでしかつかえへんねんぞ!」と言うジレンマ……。


しかし!このジレンマを打破するべく、あるシェアウェアが登場した!


その名は『KALI』


 Kaliというソフトウェアは、インターネット上でIPX方式でデータ-を転送し対戦を可能にする画期的なソフトだ。もちろんタダではないが(20ドル)、15分間で一回切れて良いのなら、お試し使用が出来るので、Kaliのホームページからダウンロードしてきて是非とも使用してみて欲しい。こいつを使用する事で、バラ色の対戦が諸君を待っているはずだ。

 Kaliは、新しいゲームの対戦に対応したり、ユーザーインタフェースを改良したりと、更新が多い。97年11月現在最新のバージョンは1.2だが、いつバージョンアップされるか解らないので、常に最新のバージョンを入れておくように心掛けよう。


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