| Stall Turn |
| まず先に、ストールターンとはWarren大尉含むA.C.E所属の各員による造語である事をお断りしておく。ストールターン機動とは、以下の条件下で発動する事が可能だ。
● 敵とあまり高度差が無い状態である ● ヘッドオン（向かい合い）状態である 条件自体はさほど厳しい条件ではない。しかしながら、諸刃の剣と呼ばれる機動だけあって、使用するタイミングの判断は、沢山の経験の上に成り立つ。それでは、以下を見て具体的なストールターンを会得して欲しい。 |
接近しながら減速し、ポイントＡで旋回最適速度に突入させ、敵よりも先に旋回を始める。そのまま最適旋回速度〜失速速度で強引な旋回を続け（ここからストールターンの名前が来ている）る。旋回終了後のポイントＢでは失速による揚力損失でふらふらになるぐらいまで激しい旋回をしなくてはならない。このまま維持旋回戦闘に持ち込まれてしまうと勝ち目は無いが、ポイントＢで確実に撃墜してしまえば問題は無い。 先行旋回をするため、相手の動きが手に取るようにわかり、また相手が旋回戦を挑んできた場合機体上面（コクピット含む）を射撃できるため、当て易い。 ストールターンは諸刃の剣だと前述したのは、ポイントＡで撃ち落とされる危険性が有るからだ。敵よりも先にほぼ旋回最適速度（ものすごく旋回率の高い状態）で旋回するため、旋回を始めた途端自機の腹を撃たれる可能性が有るのだ。ポイントＡでの敵の射撃を躱すか、射撃できないような状態で上手く回りはじめなくてはならない。また、ポイントＢでふらふらと機体が暴れ出してコントロール不能に陥ってしまっても駄目だ。失速速度の機体をフライバイワイヤーシステムの助けを借りて制御してやらねばならない。ポイントＢでの射撃時に注意するのは、スティックを激しく動かし過ぎない事だ。センター付近を嘗めまわすように優しく扱ってやらないと、射撃チャンスを逃すばかりではなく、諸君の機体が大空の藻屑となる事を意味している。 |
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