Internet通信対戦とInternetプロバイダ



フライトシムを楽しむには色々な方法がある。ただ離着陸を繰り返すだけでも面白いMicrosoftFlightSimulator、アクロバットを繰り返す事に喜びを感じるFlightUnlimited、機銃空戦に魂をかけるACESシリーズ。しかし、ここ数年これらのゲームの楽しみ方に、一つの革命的な楽しみ方が加わった。Internetを利用した通信対戦である。これまで、通信対戦といえば、パソコンを持ちよれる距離にいる知り合い同士や、複数のパソコンを持つものだけの特権だったが、Internetがこれを変えた。フライトシムを趣味とする知り合いがいなくても、地方に住んでいても、沢山の人とInternetを経由して対戦することが可能となったのだ!

しかし、Internetに接続されているコンピューター同士は非常に複雑な経路で相互通信している。Internetへの接続の形態次第では、コマ落ちやずれなどが起きてゲームの対戦を楽しむには程遠い環境になってしまうことがままある。

そこで、フライトシム通信対戦に適したInternetプロバイダーの選び方を紹介しよう。普通こういった場所では実名を出さないことが多いが、このページを置かせていただいているプロバイダー「Mediawars」ではプロバイダーの商用利用を許可されているため、特定のプロバイダーの宣伝という行為も許されると考え、以下実名にて記述することとする。

できることなら一次プロバイダーを選べ!

と、こう言いきってしまう前に、一次プロバイダーと二次プロバイダーの違いについて説明して置こう。一次プロバイダとは、言うなればデータの流れの本流である。二次プロバイダーとは、一次プロバイダーに許可をもらってデータを流させてもらっている、言うなれば支流である。本流は太く、データーがスムーズに流れ、データが到達するまでの時間も短いが、支流は細く、データが細々としか流れない上にスムーズに流れないのでデータが到達するのに時間がかかる。以上のような理由により、途切れることなく早い時間でデータを送る必要があるフライトシムの対戦には、一次プロバイダーを選ぶのが最良の選択といえる。

有名な一次プロバイダー

有名な一次プロバイダーには「So−net」「Biglobe」「Infospher」「Tokyo−Internet」「IIJ」「DTI」「Infoweb」「AT&T」等がある。これらは料金こそ高いが、午後11:00以降のテレホーダイタイムにおいて、快適な対戦を約束してくれるだろう(あくまで独断である。悪しからず)。

二次プロバイダーも捨てたものじゃない!?

二次プロバイダーは、データの後れや、跡切れがあるのでお勧めしないと説明したところだが、ある程度対戦に耐える二次プロバイダーも無くはない。条件としては、一次プロバイダーとの接続回線が太い割に回線数が少ないことだ。会員数が少なくとも、回線数が多ければ上流との間の細い回線に沢山の人がデータを流すことになり、快適な対戦は不可能になる。注意するように!

テレホーダイを導入せよ!

ゲームを通信対戦をしていると、ついつい長く接続しがちになって、月末にNTTからの恐ろしい勧告を受ける羽目になる。こんな事にならないためにも、テレホーダイを導入しよう。テレホーダイとは、平日昼間3分10円で通話できるエリア、もしくは1.5分10円で通話できるエリアならば、月額基本料金1800円もしくは3600円を払うことによって、新や11:00〜朝8;00までの間なら何時間かけてもただという画期的なサービスである。そして、Internet通信対戦の常連達もまた、この時間帯にしか現れないものがほとんどだ。対戦するならテレホーダイ、そしてテレホーダイタイムにアクセスだ!

最終兵器プロバイダー二刀流!?

私が常駐しているInternetゲーム対戦用Kaliサーバー「TAISEN」のフライトシミュレーションゲーム愛好家のかたがた(A.C.E sqd)の方々が長らく愛用している方法として、一定時間までは定額制の一次プロバイダーと、完全固定料金制の二次プロバイダーの2つと契約し、Chat/WWWには二次プロバイダーを使用しいざ対戦開始という段になって一次プロバイダーに繋ぎかえるというのがある。これは意外と料金がかからず、お勧めできる方法ではあるが、一次プロバイダーのほうの制限時間をチェックしたり、双方の契約更新を行わなければならなかったりと、必ずしも楽ではない。しかし対戦に慣れてくればこういった方法も可能だということは頭の片隅にとどめておいてほしい。
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