Super EF2000 (Windows版) 徹底解説

 

CPUパワー必要度 ★★★☆☆☆
P133以上推奨
グラフィック華麗度 ★★★★★☆
ミサイル回避難易度 ★★★★☆☆
兵器その他の再現度 ★★★★★★
敵航空機スキル ★★★★☆☆
キャンペーンゲーム評価 ★★★★★★
操作の複雑さ ★★★★★☆
フライトモデル 本格的



 発売以後、マイナーチェンジのみ(アドオン、Windows用の発売、パッチリリース)でいまだ売れ続けるベストセラー中のベストセラーフライトシム。『TFX』の続編に当たるが、『TFX』では3種だった使用機種をEF2000のみに絞り、徹底的にEF2000の飛行をシミュレートしている。
 リアルなフライトモデルは、本当に飛行機を飛ばしている気にさせてくれる。ただし、スロットル操作が面倒なので、スロットルホイールの装備されたJoystickを使うか、スルットルレバータイプのJoystickを別に用意したほうがより快適に遊ぶことが可能だ。もちろん、無くてもプレイは十分に可能だ。 サウンドも非常に良く、爆発音等がゲームの雰囲気を盛り上げてくれることは間違いない。また、ゲーム中に鳴るバックミュージックも一聴の価値ありだ。
 少々マニアックな話に移るが、統合レーダーシステムECM-179の再現度は完璧、レーザー誘導爆弾『Paybway』やBL755クラスター爆弾、Dulandal滑走路破砕爆弾、ASRAAM赤外線追尾空対空ミサイル等の各種兵器の性能/使用方法のシミュレートも完璧である。唯、SAM/AAAの脅威がさほど大きくないのには疑問が残るのと、機銃が27mmにしてはパワーが無いと思わせられる。
 空対空戦闘の難易度はどちらかというと高めに設定されているが、ミサイルはこつを掴めば躱すことができる。難しすぎず簡単すぎず、ちょうど良いレベルだ。
 そして、このゲーム最大にして最高の魅力とも言うべきキャンペーンゲーム。素晴らしさをつらつらと書き連ねると、いくらページがあっても足りないほどだが、簡単に書くと「コンピュータが作成した巨大な戦争の中に個人(プレイヤー)が少なからず影響してゆく」というこれまでに無かったタイプのキャンペーンである。具体的には、プレイヤーが何も行わなくとも戦争は進行してゆき、ここぞ! という重要ミッション(敵補給線の分断、早期警戒機の撃墜、迎撃)に参加して戦局を大きく変えるもよし、地道なミッション(空中警戒等)を行うもよし。とにかく一度体験すれば病み付きになる。
 インターネット経由での通信対戦機能がゲームに内蔵されている。相手のIPアドレス(相手がインターネットのどの辺にいるのかをあらわす住所のようなもの)さえわかれば、それだけで『TCP/IP方式を使用した対戦』が可能だ。しかし、シェアウェア『Kali』を使用する事により、IPX方式と言う、前述のTCP/IP方式よりも対戦に適した方法での対戦が可能になる。通信対戦は、1対1なら28.8k BPSのモデムで十分に対戦が出来、快適である。但し、インターネット通信対戦とプロバイダーを参照して、データの途切れの少ないプロバイダーを選ぶ必要がある。




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