GBU24 誘導爆弾投下訓練


 GBU24は、「F22-ADF」で自機が搭載出来る兵装の中で、最も精度が良く、最も破壊力のある兵装の一つである。自機から発射されるレーザー光線を誘導媒体として使用するこの誘導システム『ペイブ・ホーク・システム』は、地下シェルタのの換気窓に爆弾を突入させられるだけの精度を持つ。

 但し全てがいいことずくめというわけでは決してない。爆弾の頭部に誘導装置を、尾部に姿勢制御用のフィンを取り付けただけのシンプルな構造は、安価な価格というメリットを享受出来たが、推進装置が無い滑空式であることから来る短い射程距離というデメリットを背負うこととなったのだ。また、誘導用レーザーをひたすらトレースするパッシブ誘導方式なので、目標に直撃するその瞬間までレーザーでの誘導を続けてやらなくてはならず、投下後の自機の自由が効かないというデメリットもある。しかし、それらのデメリットなどはテクニックで何とでもなる物であるので、克服出来るよう頑張って欲しい。

GBU-24 発射手順

 それでは具体的な投下方法を学ぶこととしよう。SimulatorからWeapon Trainingのミッションの中から『Bomb LGB』を選択してスタートだ。飛行画面になったらひとまずPauseして、テンキーの3を押して右下のMFD(Multi Function Display)を呼び出す。その時点では下図のようなMFDが表示されることと思う。

lbg01.jpg (29858 バイト)

一番下に並んでいる5つのボタンのうち一番左側の「L」と書かれたボタンをマウスでクリックすると、下図のような写真になる。これがLGBの誘導から投下までを管理するMFDである。

lbg02.jpg (24412 バイト)

 この画面の状態で、上下左右キーを使って画面をスクロールさせ、破壊したい建造物のあるあたりが、上図の中に表示されている真ん中の白い十字に収まるようにしておく。そうしておいて次に一番下の段の右から二つめのボタン(LTと刻印)を押す。すると、下図のように十字の周りを白い正方形が囲むはずだ。

lbg03.jpg (27455 バイト)

 この状態を「ロックされた状態」と言い、この状態のまま射程距離に突入すると上写真にもあるように「Shoot」の文字が表示されるので、爆弾を投下する。後は命中するまで水平飛行を続けていれば、爆弾は吸い込まれるように目標へと進むはずだ。

 上の写真では煙突が破壊したかったのだが、こういった精密なロックが必要な場合は、MFD下段真ん中の「ZI」とプリントされたズーム・ボタンを押すことで高倍率モードに変更され、より細かなカーソル移動が可能となるが、沢山の距離カーソルを移動させたい場合は時間がかかることになってしまうため、ズームを使わずに大まかな位置でロックしておき、あとからズームを使って微調整というのが通常のやり方だ。

GBU-24 発射の諸注意

 GBU-24発射に当たっての諸注意事項を幾つか説明しておく。最も重要なのは、発射後命中まで、目標にF22の腹を向けておくことだ。というのも、GBU-24はパッシブ型レーザー誘導兵器なので、命中する瞬間まで母機から照射されたレーザー光の反射光を辿ってゆくのだ。F22のレーザー発振装置は機体腹部分にあるため、目標に腹を見せ続けねばならない……ということだ。

 また、GBU-24は誘導兵器ではあるが動力兵器ではない。そのため、あまりに低高度で投下した場合は滑空することが出来ずにそのまま地面へ突っ込んでしまう。そんな事にならないよう、最低でも高度500ftは確保したいところだ。

 最後になったが、GBU-24搭載時はステルス性を利用した行動は謹んだほうが良い。巨大なGBU-24はF22の兵器ベイには収まり切らず、搭載する時は外部パイロンを利用することとなる。大きなフィンと弾体は格好のレーダー反射であるからして、これを抱えた状態でステルス性能云々というのは考えるべきではない。

 

 

Let's try precise bombing !



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