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インテグラ Type R 購入の軌跡/ファーストインプレッション


 AE101レビンGT-Zをエンジン以外はほぼイジり尽くし、次期車種は何にしようかと考えていたのが2000年の秋頃。欲しいと思ったらわりと、すぱっと買ってしまう筆者ではあるが、夏ごろにFN15改パルサーオーテックVerを買って失敗(気に入らなかった)している為、ここでは慎重にならざるをえなかった。

 マイナー車種にこだわるという選択肢が常に念頭にあったが、今回はこの条件を諦める前提で車種設定を行った。ランサーエボ3or4、R33スカイラインタイプM後期、GC8インプレッサWRX、CJ4ミラージュ、CJ4Aミラージュアスティ、DC2インテグラR、EK9シビックR、EF8サイバーCR-X、NB6or8ロードスター、RNN14パルサーGTi-R、AE111レビ/トレ後期、SW20-MR2V型、プリメーラTeなどなど。エボ4、EK9はちょっと手が届きそうに無く、GC8やらエボ3、R33、RNN14は維持費の関係上不可能と判断して却下。とにかくAE101比で運転が楽しくきびきび走る車が欲しかったので、AE111もカッコは良いのだが大きくは変わらないということで却下。折角培ったFFドライビングのテクニックやFF車の整備、これを活かしたかったため、ロードスターも選択肢からリジェクトされた。

 残ったのはFFの大御所と言われる車種ばかり。そんな中、YahooAuctionやISIZE JAMAR、CARBOY公認個人売買掲示板といったルートを使って、EF8をひたすらに探し、良い出物を見つけては試乗しに行ったりしていた。20万ぐらいでEF8を買って、残った金でひたすらにイジリまくる or 整備するという選択肢が良さそうに見えたわけだ。

 しかしある時、転機がおとずれた。CR-Xを試乗した後、試乗コースを自分のAE101で走って帰った時のことだ。10分程前の試乗を思い出しつつ、我が愛車AE101のアクセルを床まで踏み込む。すると『あら?あんまり変わんない?』と思えてしまったのだ。普通、新しく買おうとする車のほうが良く見えて、同じ加速具合でも試乗車のほうがずっと速く感じるものだというのに、である。

 カリッカリに弄り倒したEF8しか乗らせてもらった事がなかった筆者の中で、CR-Xはノーマルでも速い、という神話ががらがらと崩れて行ったのである。※1  スタイル自体はそれほど好みではなかっただけに、EF8という選択肢はこの事件を境に消滅することとなる。CJミラージュやインテRが残った選択肢だが、インテRは高い。100万は出ないという財政状態だっただけに、状態の良いインテRを狙うのは難しかった。CJはそもそも出物がない。

 そんな中、YahooAuctionで訳ありのインテRが79万円で出ていた。これなら買える! そう思った筆者は出品者に連絡を取り、試乗の約束まで取り付けた。いざ試乗に行かんとする数日前、もう一つの出物がみつかった。これもYahooAuctionだが、走行7万キロで85万円というものだ。出品は千葉から、車検も1〜2ヶ月程度だが残っているという。折しも用事で筑波に行く事になっていた筆者は、79万のほうを諦め、こちらを本命にすることとした。85万、きついが出ない額ではない。

 筑波には友人(Asbel)が住んでいる為何度もおとずれており、彼と一緒に筑波山の走りスポットも何度か走ったことがある。そう、試乗場所は筑波山に決定である。相手さんも同意してくれた。試乗当日、比較対象としてライトチューンが施されたNA6ロードスターで筑波山を何本か走る。そのフィーリングを頭に叩き込んだ状態でDC2インテグラRに試乗してみると……。

 第一印象は "なんてパワーだ!"。 そして次に感じたのが"FFらしさを感じさせない程クイック!"ということ。20分程度の試乗で購入を決定してしまったのには、

 ・運転が楽しい車だった
 ・必要にして十分なパワーを備えている
 ・7万キロ走っているにもかかわらず物凄く状態が良い

などが挙げられた。勿論、程度は値段なりである。

 ・軽い事故車(オカマ程度。ラジエターコアサポート板金)
 ・左側の外装の程度が良くない(自家板金跡がある)

他にも電動ファンの温度センサが死んでいるなどの故障があったが、これらは修理渡しということで交渉成立したため、問題なかった。※2 

 


 

 1週間後、相手さんが関西に来る用事があるとのことで、車で来てくれないかと頼む。結果、高速代を筆者が払うことで、関西までインテRをデリバリーしてくれることとなった。『あまり値引きとか出来なかったし、そのぶんオイル交換だけやっときましたので』とのこと。有り難い。

 実際に乗り出して気づいた(試乗では発見できなかった)重大な問題点は、オイルをめちゃくちゃ食うということ。2000kmでレベルゲージに付かなくなるほど減ってしまうというのは流石にコワイ……。ピストンリングだろうか? しかし圧縮落ちしているにしてはパワーがきっちり出ているし、こんなものなのかもしれない。しばらく様子をみることとした。

 

投入直後の1カット。
車高が、高い(笑)

こちらはテールから。
無限マフラーが懐かしい

 

※1 そうはいってもやっぱりCR-Xは速い(笑)
※2 実際には修理代だけ値引いて貰ってこちらで修理した

 

 

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